ラブゲーム episode 3:飲み込む愛、こぼれる微笑み

ノースリーブの若妻 翔子ラブゲーム

リビングでの夜、次なる提案

夜のリビング。

ソファに並んで座る翔子と秀斗。二人の間には、温め直した紅茶と静かな音楽。

「……あの時、カメラ越しに見てた?」

翔子がぽつりと尋ねると、秀斗はグラスを傾けながら頷いた。

「うん。……あの顔、すごかったよ。まるで……祈ってるみたいだった」

「ふふ……受け止めるの、ちょっと緊張したけどね」

翔子はそう言いながら、指先で唇をなぞる。そこに、あのときの熱がまだ残っているような感覚があった。

「……次は、どうする?」

秀斗がそう聞くと、翔子はスマホを手に取る。

「ChatGPTに聞いてみる。前回も……なかなか変態だったし」

画面を開いて、指をすべらせる。

「“顔で受け止めたあと、さらに密着して、お口で……次はそういうプレイに進みたい”……っと」

数秒後、表示された提案を翔子は黙って読み始める。

📘 ChatGPTの提案:密着誘惑とお口による愛撫

「次は、“密着したまま、焦らすように咥えてあげる”のはどうでしょう?」

例えば――
翔子がソファに浅く腰かけ、大地を自分の太ももに寄りかからせるように座らせます。
その背中にそっと腕を回し、「今日は、触らせないよ」と先に囁きます。

そのまま密着したまま、翔子が膝立ちになり、太ももを軽く開きます。
彼の膨らみをわざとじっくり見つめながら、唇に静かな熱を宿らせます。

「……今日は、わたしが、してあげる日」

そう囁いて、ゆっくりと唇を近づけ、先端に優しくキス。
舌先でじんわりと裏筋をなぞるように、音を抑えながら、丁寧に。

ポイントは、“絶対に手を使わせない”こと。
大地の手をそっと抑え、「だめ。触らないで……全部、わたしに任せて」と甘く制します。

翔子の胸と腰が密着したまま、唇と舌だけで彼を追い詰めていきます。
咥えたまま、あえて音を抑え、しかし確実に“射精の寸前”まで導くように。

そして――

「……今日は、口の中に出してもいいよ?」

そう囁いて、さらに深く咥え、最後の追い込みを。

彼が果てたあとは、舌で丁寧にぬぐい、翔子がすべてを“受け止める”。

「……全部、わたしの中に。……すごく甘かった」

というような“密着とお口”の流れが、「愛情と主導権」が際立つ演出になります。

翔子の静かな決意

読み終えた翔子は、スマホを見つめたまま絶句した。

「……いや、変態すぎるでしょ。AIってこんなことまで言うの?」

そう言いながら、少し吹き出す。けれど――指先が無意識に、自分の唇をなぞっていた。

「でも……できるかな、わたし」

ぽつりと漏らしたその言葉に、秀斗は横目で彼女を見る。

「……無理しなくていいよ? 翔子がしたいならで」

翔子は一度深く息を吐き、そして笑う。

「ううん、大丈夫。……ちょっとだけ練習してみる。だって……“見せたい”んだもん」

目線をカメラのある方向へ流しながら、静かに言った。

「ちゃんと、綺麗にできるように。……次は、もっと、愛を込めて」

ケーキ屋での午後、甘く静かな誘惑

午後の陽射しが、ショーケースのガラスにやわらかく反射していた。

「ありがとうございました〜」
翔子の声が、店内にやさしく響く。

接客を終えた翔子は、ショーケース越しに静かにお辞儀をしながら、ふうと短く息をついた。
柔らかな制服の胸元には、軽く汗がにじんでいたが、それさえもどこか艶やかに映る。

奥のキッチンから大地が戻ってくる。

「今日、すごいですね……ほぼ完売じゃないですか」

「うん。ありがとう、大地くん。たくさん動いてくれて」

髪を耳にかけながら微笑む翔子。
その横顔に、汗の粒が一筋きらめいた。

「……あ、もうすぐ交代の時間だったよね。少し休憩してきて?」

「あ、はい……じゃあ少しだけ」

制服のまま、壁際のイスに腰を下ろす大地。
水を一口含み、翔子をそっと見つめた。

その視線に気づいた翔子は、ふと目を合わせ、声を落とす。

「……ね、大地くん」

「はい……?」

「この前のこと。……ちょっとだけ、緊張した?」

大地はコップを両手で包んだまま、少し頷いた。

「……正直、今も……思い出すだけで、ちょっと……」

「ふふ……顔、真っ赤だよ」

翔子はいたずらっぽく笑い、ショーケースの裏から少し身を乗り出す。

「でもね、私も……ちょっとだけ、ドキドキしたの」

その声は店内のBGMに溶け込むほど静かだったが、
大地の鼓動だけが、明確に反応していた。

「ね、大地くん。……今日はね、もう少しだけ、距離を近くしてみようか?」

「え……?」

「大丈夫、何もこわいことはしないよ」

翔子は、制服の袖口を直しながら、静かに囁いた。

「ただ……“近くで、見せてあげる”だけ」

言葉の意味を、すぐには理解できなかった大地。
だが、翔子のその目の奥にある静かな熱に、喉がかすかに鳴る。

「……夕方、あの部屋に来てくれる?」

それだけを言い残して、翔子は何事もなかったように姿勢を正し、
再び笑顔で次の客へと向かっていった。

プレイ前、軽い会話と静かな脱がし

休日の午後、柔らかな日差しがレースのカーテン越しに差し込む。

リビングの一角、ソファの前には三脚に固定されたビデオカメラ。
そして、大地の手にはもう一台、軽い手持ちのカメラがあった。

「……うまく撮れるかな」

大地が照れたように笑いながらカメラのフレームを確認する。
その隣で、翔子は脚を組み替えながら、小さく首をかしげた。

「別に、ちゃんとじゃなくていいよ。……雰囲気だけ、ね?」

タンクトップの肩紐を指で直しながら、視線を大地に向ける。
ミニスカートの裾から覗く脚が、陽射しを受けてほのかに光っていた。

「……あ、シャツ、脱いじゃって」

そう言って、翔子は軽く笑った。

「今日はちょっとだけ……ぴったり、くっついてみようかなって思ってるから」

その言葉に、大地は喉を鳴らしながら、ゆっくりとTシャツを脱ぐ。
白い肌にうっすらと汗が浮かんでいて、翔子はそれを目で追う。

「うん、がんばってる感じ。……あとは、ズボンもね」

「え、ここで……?」

「ふふ、大丈夫。下着はそのままだから。……ほら、ちゃんと撮れてる?」

翔子はビデオカメラのレンズを確認しながら、大地の腰に手を伸ばす。

「手、貸して」

ボタンを外し、ジッパーをゆっくりと下ろす。
指先がかすかに触れるたび、大地の呼吸が浅くなる。

「……緊張してる?」

「ちょっと……はい」

「ふふ、かわいい」

ズボンを膝まで下ろしながら、翔子はそのまま手のひらで太ももを撫でた。
下着越しに膨らんだその形に、指先がすっと添えられる。

「……うん、今日も元気だね」

軽く囁くように言って、翔子は再びソファに深く座り直す。

「大地くんも、脱がせてみる?」

いたずらっぽい笑みとともに、腰を少し浮かせる。
ミニスカートの奥から、ピンクのTバックがちらりと覗いた。

胸元から始まる甘い挑発

「ウフフ……」

その笑い声は、甘く、そして少しだけ意地悪な響きを含んでいる。
視線が交差する。翔子の目は、まるで何かを試すような、優しさと挑発の入り混じった光を宿していた。

「とても……可愛いです」

ぽつりと大地が漏らしたその言葉に、翔子のまなざしが、ふわりと和らぐ。
何も言わずに、そのまま身体を傾けると、両腕をゆっくりと広げ――

「ぎゅっ」

柔らかい音とともに、大地の腕を自分の胸へと抱き寄せた。
ふたつのふくらみが、布越しにしっかりと押し当てられる。
タンクトップの薄布越しに伝わる体温と、ふんわりとした弾力。

翔子の肌がぴたりと寄り添い、大地の指先がわずかに震える。

「……胸、あたってるね」

囁くような声。けれど、確かな自覚が込められている。
目を逸らせない距離で、翔子は大地の目をじっと見つめた。

「はい……」

「大地くん、もう裸だもんね。……やる気満々だ」

くすっと笑いながら、翔子の指先がふわりと大地の胸元へ滑り込む。
人差し指で、乳首のまわりを円を描くように、ゆっくり、じっくり撫でていく。

「乳首……感じちゃうの?」

問いかけの声はどこか楽しげで、けれど否定も嘲笑もない。
むしろ“知りたい”という純粋な好奇心と、確かめるような愛しさがにじんでいた。

「……はい」

その返事に、翔子はふっと微笑む。

「そっか……一緒だね」

ぽつりと呟いたその声は、ほんの少しだけ照れたようにも聞こえた。
それが演技なのか本音なのか――けれど、その曖昧さが余計に艶を生む。

翔子の指先は、まだ乳首には触れていない。
そのすぐそばを、肌の温度を確かめるように、やさしく、なぞるように撫でるだけ。

「……まだ触ってないよ」

まるでいたずらを仕掛けるような口調で囁いたあと、翔子はほんのわずかに指先を滑らせた。
乳首の先端に、そっと、ほんの一瞬。

「……あっ」

反射的に漏れた声に、翔子の目がきゅっと細められる。

「気持ちいいんだ……かわいい」

撫でる指先は止まらない。
焦らすように、でも愛おしそうに。
乳首の先端をふわりと撫で、周囲をくるくると円を描く。

翔子の身体がじわりと近づく。
髪の香りと、ほんのり甘い吐息が、大地の耳元でふわりと漂った。

「もっと……気持ちよくしてあげるね」

甘えるように、馬乗りで

翔子はゆっくりと膝を上げ、ソファに腰かけたままの大地の上に、ふわりとまたがった。
スカートの奥、ピンクのTバックが大地の太ももに直接触れる。
柔らかな熱と重み。翔子の体温が、そのまま伝わってくる。

「ふふ……馬乗りって、なんか優越感あるね」

冗談めかした声でそう言いながら、翔子は両膝で大地の腰を挟み、しっかりと体重を預けた。

大地の胸が目の前にある位置で、翔子はまっすぐに顔を近づけ――
白い歯をのぞかせて、満面の笑みを浮かべた。

「……ね、大地くん。ここ、すっごく好きでしょ?」

片手で彼の左胸にそっと触れ、乳首の周囲をくるくると撫でる。
指先がその輪郭をなぞるたびに、大地の肌がかすかに震えた。

「こんなに、ぷっくり……立ってきてる。ふふ、やっぱり……感じてるんだ」

もう片方の手で反対の乳首に触れながら、翔子の舌が、ふっと近づく。
ぴたりと湿った感触が、右の乳首をそっとなぞった。

「……感じるんだ?」

囁きというより、笑みのままの問い。
舌先でちろちろと、乳首を軽く突いたあと、優しく吸い上げるように口をすぼめる。

「……はい」

かすれるような声で大地が答えると、翔子の目が嬉しそうに細められた。

「うん、いい子」

乳首を唇で包んだまま、翔子は大地の視線を受け止める。
じゅっ、ちゅっ、と小さな音が、密やかに響いた。

「もっと気持ちよくなって。……わたしが、ぜんぶしてあげる」

甘えるように、首筋にキスを

翔子は乳首から口を離すと、すっと顔を持ち上げ、軽く吐息を吐いた。

「……ん、ちょっと喉乾いたかも」

冗談のように言いながら、すぐに大地の首筋へ顔を寄せる。
唇が肌にそっと触れる。キス、というよりは、ただの触れ合いのように優しく――

「ここ、いい匂い……」

囁くように言って、今度は首の横にちゅっ、と短く音を立ててキス。
そのまま頬をすり寄せて、肌にほのかに汗ばむ感触を感じ取る。

翔子の吐息が、喉元をなぞるたびに、大地の呼吸がゆっくりと深くなっていく。

「……好き、こういうの。ぴったりして、あったかくて……」

今度は大地の胸元へ頬を寄せた。
すべすべとした肌に、翔子の髪が触れ、頬がふんわりと押し当てられる。

「……ね、大地くん。わたし、どう?」

胸に顔を預けたままの姿勢で、小さく問いかける。
声音は甘く、けれどどこか不安も混じっているような響き。

「……かわいい?」

「えっ……すごく……」

大地が言葉を探すように口を開くと、翔子は小さく笑って、もう一度キスを首に落とした。

「よかった……もっと甘えたくなっちゃった」

その言葉は“からかい”ではなく、本音に近いものだった。
膝の上で体をくっつけたまま、翔子の指先が大地の腰にそっと回る。

たまらずに抱きしめたくなる翔子

翔子が頬を寄せ、首筋や胸元にキスや頬ずりを繰り返すたびに、
大地の身体はじわじわと熱を帯びていった。

そして――その瞬間、堪えきれなくなったように、
大地の両腕が、そっと翔子の背中に回された。

「翔子さん……」

その声は、喉の奥から滲んだ、本音そのものだった。

翔子の胸と頬が、大地の肩に触れ、そのまましっかりと抱きしめられる。
腰と腰がぴたりと密着し、翔子のピンクのTバック越しに、大地の熱と硬さがくっきりと当たってきた。

「……ん、すごい。こんなになってる……」

翔子はそう囁きながらも、大地の手が背中を撫でようとした瞬間、
その手をそっと、やわらかく押し返した。

「……今日は、触っちゃダメなんだよ」

小さく笑いながら、翔子は指で大地の手の甲をなぞり、膝の上に戻す。

「私が触る番。……だから、じっとしてて」

大地が戸惑いながらも頷くと、翔子はゆっくりと腰を引いた。
太ももを擦るように滑らせながら、大地の脚の間へと降りていく。

優しく支配する口元

翔子の指先が、下着の上からぽんっと軽く弾いた。

「大地くん……すごい勃ってるね」

顔を上げて見つめながら、にこりと微笑む。
口調はあくまで優しいのに、その瞳には、確かないたずらの光が宿っていた。

「……ねぇ、何してほしい?」

大地は一瞬、言葉を詰まらせた。
けれど、翔子の視線を受けながら、絞り出すように答える。

「……触って、ほしいです」

その返事に、翔子はふわっと笑う。

「うん、わかった。じゃあ……」

パンツ越しに膨らんだ部分へ、顔を近づける。
大地の目の前で、にこりと笑いながら――翔子は、そのまま、唇を押し当てた。

下着の布を挟んだまま、唇が熱に吸い付く。
やさしく、ちゅっ、と音を立てながら、何度も上下に唇を滑らせる。

「ふふ……我慢してね、まだ脱がせないよ」

からかうように言いながら、指先でゆっくりとパンツの縁をつまむ。
そのままゆっくりと、布をずらして――膨らみの先端が、ぴょんと飛び出した。

翔子は一瞬だけ目を細めて、その形を見つめた。

「……大地くんだけ、全裸だよ。恥ずかしくないの?」

唇の端に笑みを浮かべながらも、視線は真剣。
完全に露わになったものを、指先で包み込むように撫でる。

「……すごい。ほんとに……大きい」

翔子はそのまま頬を寄せた。
柔らかな頬が、彼の熱にそっと触れ、ぬるりと滑る。

「……ほら、私の顔よりも、大きい……かも」

言いながら、にこりと笑って、頬ずりをもう一度。
片手でその根元を持ち上げ、もう片方の手で先端を軽く叩く。

ぴとっ、ぴとっ、と跳ね返る感触に、翔子は楽しそうに目を細めた。

「すごい……跳ねてる。元気すぎるよ、大地くん」

そして、ゆっくりと顔を上げ、カメラの位置を確認する。

「……じゃあ、カメラ、しっかり構えてて?」

わざと目線を送って、静かに笑う。

そのまま――翔子は唇をゆっくり開いた。
見せつけるように、大きく、大きく開き、ピンク色の舌先をにゅっと突き出す。

すべてを、受け止めるために。

焦らしの口元、咥えられる瞬間

翔子は膝立ちの姿勢のまま、大地の間近に顔を寄せる。
その視線は外すことなく、ただまっすぐ彼を見つめたまま。

舌が、ふわりと伸びる。
けれど触れない。ほんの数ミリ――唇と舌先が、大地の先端すれすれで止まる。

熱気だけが触れている距離。
そのまま、翔子は微笑んだ。笑ったまま、両手で大地のそれをゆっくりと上下に扱き始める。

くちゅ、ぬるっ、という音をわざと立てるように、指先をしなやかに使って。

「……ふふ、大地くん、見て。私、すごく近いよ」

そう言いながらも、目をそらさない。
翔子の目線は、大地の顔にぴたりと合ったまま――

そのまま、唇をすぼめて、吸い寄せられるように咥えた。

じゅる……
濡れた音がゆっくりと響く。

翔子の口元が、大地のものを半分ほどまで咥え込む。
喉の奥に差し掛かるあたりで、一瞬、顔がほんのりと苦しそうに歪む。

けれど次の瞬間、すっと顔を引き抜き、笑顔を浮かべた。

「……奥まで、咥えちゃった」

いたずらなようで、どこか誇らしげなその声。
けれど直後――

「でも……大きすぎ。これ、ほんと反則……」

そう小声で呟きながら、今度は唇をすべらせながらゆっくりと先端を舐め上げる。

翔子の手が根元を支えたまま、再び唇が咥え込む。
ぬるりと、舌が裏筋を沿って、口腔の奥へと導いていく。

「……あっ、翔子さん……やば……」

大地の声が漏れた。
明らかに余裕を失った吐息。その反応に、翔子は目を細めながら――

「ふふ……まだ、始まったばかりだよ?」

囁くように呟き、翔子は再び深く、ぬるく、咥え込んでいった。

咥えきれない愛しさと、舌の工夫

翔子はぬるりと咥えたまま、大地の目をじっと見つめたまま動きを続ける。
唇のすぼめ方、舌の押し当て方――どれも計算され尽くした動き。

合間にふっと口を離し、吐息をもらすように囁いた。

「……お掃除は、ちょっとだけしたことあるけど……」

もう一度咥えながら、じゅるっ、と濡れた音を立てて、半分ほどまで静かに飲み込む。
根元までは届かない。けれど――翔子はすぐに工夫を切り替える。

手で根元をしっかり支えたまま、唇を左右に滑らせるように横から吸い、
舌先を根元の裏側にぐいぐいと押し当てて、ねっとりと愛撫していく。

「ねぇ、大地くん……私のお口、気持ちいい?」

視線を逸らさず、囁くように言ってから再び亀頭を包む。

「……あ、う……っ……」

大地が喉の奥から声を漏らす。抑えきれずに漏れ出す、快感そのものの反応だった。

翔子の手は根元を包み込んだまま動かさず、
そのぶん唇と舌で上半分を集中的に刺激する。

不意に口を外し、下へ――

「ん……♡」

温かな吐息とともに、大地の睾丸に口づけする。
そのまま片方をやさしく口に含み、舌先でゆっくり転がした。

「……こっちは普通なんだね。かわいい」

もう片方にも同じように丁寧な愛撫をしてから、
ぴちゃっ、と控えめな音を立てて口を離し、再び上へ戻る。

そして――

唇でゆっくりと亀頭を覆う。
ぴったりと吸いつけ、舌を小刻みに動かして先端をもてあそぶ。

「……ふふ、ここが一番気持ちいいんでしょ?」

唇をぎゅっと押し当て、まるでキスするように吸い、時折くるりと舌で円を描く。
目線はずっと上。大地の反応を、目でじっくり楽しむように見つめていた。

そして徐々に――

翔子の動きが、ほんの少しずつ変わっていく。
舌の圧が強まり、上下の吸引にリズムが生まれ、確実に射精へと導く流れが始まっていく。

ちゅっ、じゅるっ……と、音が湿度を帯びて増していく。

「……もう少し。ね、感じて?」

声はかけずとも、目がそう言っていた。

翔子の唇は、今や大地を頂点へ導く確かなリズムを刻み始めていた。

全部、受け止めてあげる

「今日は……口に出してもらうつもりだけど――」

翔子は唇を少し尖らせて、にこりと笑った。

「……飲んでほしい? それとも……口から垂れるの、見たい?」

下から覗くようにしてそう囁くと、大地の呼吸が一段と荒くなる。

「……っ、両方……」

途切れ途切れに、けれど正直に返す大地の声に、翔子は思わず吹き出しそうになる。

「もう……どっちもって、欲張りだなぁ」

そう言いながらも、唇にはやわらかな微笑み。
翔子はそのまま、根元をやさしく支えながら、再び口元を近づけていく。

ぬるり――と、深く。
先端を包み込んだ口内が、やさしく、しかし確実に吸い上げるような動きを繰り返す。

目線は一切外さない。
翔子の瞳が、潤んだまま、まっすぐ大地を見つめていた。

「……っ、翔子さん……もう、ほんとに……!」

体が震え、腰がぴくんと跳ねる。

その瞬間――

「ん、う……っ」

翔子の喉奥で、小さくうめくような声。
けれど目線は逸らさない。
そのまま射精が終わるまでの、長い数十秒間――

翔子は大地の目を見つめ続けていた。
笑みを絶やさず、大きな瞳が何度かゆっくりとまばたきする。

口をすぼめ、唇でしっかりと先端を締めつけるようにして、精液が垂れないように丁寧に包む。
ゆっくりと、ペニスを口から抜くと、翔子は少しだけ顔を上に向けて――

唇を開き、舌の上に乗った白濁を、ほんの少しだけ口元から垂らしてみせる。

そして、

ごくり、と喉が鳴る音が響いた。

一瞬、唇を閉じて飲み込んだあと――
翔子はゆっくりと口を開き、舌を引きながら白い歯をのぞかせて、やわらかく笑った。

その笑顔は、すべてを“愛情として受け止めた”証のようだった。

愛情で包むお掃除と、敏感な余韻

射精を終えた大地のものは、まだ熱を帯びたまま、ピクリと震えていた。
翔子はその様子を、まるで宝物でも扱うように、静かに両手で包み込む。

「……すごい量だったね」

微笑みながら、舌をもう一度突き出す。
先端から垂れかけていた白濁を、ぺろりと掬い取るように舐め取る。

そのまま――ふたたび唇を押し当てた。
ちゅっ、じゅるっ……と、湿った音が再び響く。

さっきまでとは違う。
今はただ、優しく、やわらかく。
射精のあとに残った快楽の名残を、翔子が丹念に拾い集めるような動き。

「ん……まだ、ちょっと反応してる……」

舌先が裏筋をぴたりと撫でると、大地の腰がぴくんと跳ねた。

「ふふ、かわいい。こんなに敏感になっちゃって」

くすっと笑いながら、今度は亀頭の先端を唇でそっとキス。
じゅ、と音を立てるたびに、大地の身体がびくびくと反応する。

「……もう出ないって顔してるのに、身体はすごく正直だね」

そう言いながら、翔子はぴたりと舌を根元に添える。
そして、裏筋をなぞるように、ゆっくり、ゆっくりと舐め上げる。

「お掃除だから、ちゃんと全部キレイにしてあげる」

愛おしさのこもったその声。
唇のすぼめ方ひとつとっても、そこには温度があった。

最後に、先端を口にふわりと含み、もう一度だけ――ちゅ、とやさしいキス。

それから唇を離し、ほっと小さく息を吐いて、にこりと笑った。

「はい、おしまい。……がんばったね、大地くん」

やさしい仕上げと、甘い余韻

翔子の指先が、すっかり柔らかくなった大地のものをそっと包む。
まだ微かに温もりが残るそれを、ゆっくりと愛おしげに撫でながら――

「……ね、大地くん」

「ん……?」

「これ、撮ったあと……私のこと思い浮かべて、一人でやったり……してるのかな?」

小さな声。けれど、確かに届く距離で。
翔子の目はまっすぐ。笑っているようで、少しだけ意地悪そうにも見える。

大地は目を逸らし、喉を鳴らした。

「……はい」

頬を赤く染めながらも、正直に答える。

翔子はふわりと微笑んだ。

「そっか……ふふ、ちょっと嬉しいかも」

そう言って、大地の身体からそっと手を離す。
ソファの脇に畳んでおいた服を拾い上げ、優しく広げる。

「……じゃあ、着せてあげるね」

そう言って、翔子はシャツの裾を持ち、腕を通すのを手伝う。
まるで子どもに服を着せるように、ていねいに、やわらかく。

「はい、腕……通して。……うん、上手」

笑いながら、少しだけ頬を寄せる。

「まだ恥ずかしい顔してるけど……そういう大地くんも、好きだよ」

その言葉に、大地の心拍が、もう一度だけ跳ね上がった。

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